2022年9月
会員各位
一般社団法人日本医療薬学会
薬物療法専門薬剤師認定制度委員会


2022年度 薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設・第二期)
認定申請受付のご案内


 今般、日本医療薬学会薬物療法専門薬剤師認定制度規程(以下、規程という)の第6条および日本医療薬学会薬物療法専門薬剤師認定制度規程細則(以下、細則という)の第8条に基づき、下記のとおり2022年度の薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)の認定申請(第二期)を受け付けいたします。



〔1〕申請資格
規程の第6条および細則第8条を満たしている施設が対象となります。
(なお、以下で示されている基幹施設とは、現在の薬物療法専門薬剤師研修施設の認定を受けており、且つ規程の第6条の2の(1)を充足している施設に相当します。)

(1)薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)の申請資格(規定 第6条の3)
以下の(1)~(5)のすべての要件と、(6)~(9)のうち3つ以上の要件を具備していることを要する。

1. 本学会の「薬物療法専門薬剤師」または「医療薬学専門薬剤師」のいずれか1名以上が常勤として勤務していること。(「本学会の医療薬学専門薬剤師」は、正式に「医療薬学専門薬剤師」として認定されている者を指し、「医療薬学専門薬剤師(暫定)」は対象外とする。)
2. 基幹施設に所属する本学会の「薬物療法指導薬剤師」、「がん指導薬剤師」、「医療薬学指導薬剤師」、「地域薬学ケア指導薬剤師」のいずれかによる研修ガイドラインに沿った
継続的な指導の受入ができる体制を有していること。または、基幹施設での研修に参加できる体制を有していること。
3.4領域以上の疾患患者に対する入院及び外来診療を実施していること。
4.入院患者への薬剤管理指導業務を実施していること。
5.医薬品の安全性情報を一元管理していること。
6.退院時の指導を実施していること。
7.麻薬使用患者への服薬指導を実施していること。
8.無菌製剤の調製を実施していること。
9.薬物血中濃度に基づく処方設計を実施していること。
【注1】薬剤管理指導業務は、病棟薬剤業務実施加算でも良い。

(2)薬物療法専門薬剤師研修施設の申請資格(規程 第6条の4)
別途定める薬物療法専門薬剤師養成研修コアカリキュラムに沿った研修を可能とする設備と機能を有すること。

(3)薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)の申請資格の補則
規程の第6条の3については、以下のとおり取り扱うこととする。
1.資格1について
常勤とは、雇用形態(正職員、非常勤職員、嘱託職員等)を問わないが、本務先が薬物療法専門薬剤師研修施設の申請施設でなければならない(原則として、所属施設が定める常勤者に適用される就業時間および日数を勤務していること)。
2.資格3について
細則の別表2のうち、4領域以上の疾患患者に対する入院および外来診療体制を有しており、且つそれぞれの領域につき内科的および外科的な診療を実施していなければならない。
3.資格9について
薬物血中濃度の測定結果に基づいた処方設計・提案を実施していること(測定することは、当該要件には含まない)。

※ 認定上の留意事項
連携施設は、基幹施設の連携研修の実施を前提に認定いたします。そのため、本申請では、あらかじめ研修先となる基幹施設との間で、連携研修の実施に係る内諾が得られていない場合や研修予定者がいない場合には認定が認められませんのでご留意ください。


〔2〕申請に必要な書類等および入手方法
申請に必要な書類等は、以下のとおりです。
1.薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)認定申請書
2.添付資料

(1)薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)認定申請書の入手方法
「薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)認定申請書」は、下記よりダウンロードしてください。

<ダウンロード>
薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)認定申請書(Excelファイル)

(2)申請書類の構成
「薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)認定申請書」は、4種類の申請様式で構成されています(下記の表を参照)。各様式はファイルを開き、画面下部に表示されるワークシートタブを切り替えて確認してください。

表.ダウンロードする薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)認定申請書の構成
ワークシートの名称様式番号様式の名称ファイル形式
申請書・鑑様式1薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)認定申請書Excel
適合性1様式2-1薬物療法専門薬剤師研修施設資格への適合性(1)
適合性2様式2-2薬物療法専門薬剤師研修施設資格への適合性(2)
適合性3様式2-3薬物療法専門薬剤師研修施設資格への適合性(3)


(3)申請書のデータファイルの整備
・ダウンロードしたファイルに、申請情報を入力してください。
・作成時にはパソコンを用いて、書式や体裁は変更しないでください。
・「様式1」の「申請書・鑑」には、施設長印(公印)を押したもの(原本)を作成してください。
・「様式1」の「申請書・鑑」を提出する際には申請情報が入力されたエクセルファイルと、公印が押された原本をスキャンしたPDFファイルを提出してください。

表.提出する薬物療法専門薬剤師研修施設(連携施設)認定申請書の構成
ワークシートの名称様式番号提出する際のファイル名称ファイル形式
申請書・鑑
適合性1~3
様式1
様式2-1~2-3
薬物療法専門薬剤師研修施設(連携)申請書1_〇〇〇〇
(〇〇〇〇には施設名を記入)
Excel
申請書・鑑様式1薬物療法専門薬剤師研修施設(連携)申請書2_〇〇〇〇
(〇〇〇〇には施設名を記入)
PDF


(4)添付資料
薬物療法研修施設・様式2-3に氏名等の情報を記載した全員分の各認定証もしくは委嘱状のコピー(1枚/人)をPDF化してください。
提出時のファイルの名称は、次のとおりに整備してください。
例:薬物療法専門薬剤師研修施設(連携)添付資料1_〇〇〇〇(〇〇〇〇には施設名を記入)
薬物療法専門薬剤師研修施設(連携)添付資料2_〇〇〇〇

なお、上記ファイルを統合できる場合は統合し、全員分の添付資料をまとめて1つのファイルでご提出いただいても差支えございません。

〔3〕申請書類等の送付先および提出方法
所定の期限内に、下記の表示をクリックして本申請に必要なファイルをアップロードしてください。


【注2】 申請情報の送受信を電子的に取扱いますので、書面(プリント)の提出・郵送は不要です。

(1)申請受付期限
2022年10月17日(月)【 必着 】

【注3】 上記期限後の書類等の追加提出については受理いたしません。本制度規程および本申請の受付案内等を十分に確認の上、申請書類等を送付してください。

(2)審査結果
薬物療法専門薬剤師認定制度委員会での審議ならびに理事会の承認を経て、審査結果を申請担当者宛に文書により通知いたします。後日、認定証を交付すると共に、施設名を本学会ホームページ上で公表します。

(3)お問い合わせ先
お問い合わせは、E-mail(jps@jsphcs.jp)のみで承ります。
お電話での問い合わせは、ご遠慮ください。