2025年度 地域薬学ケア専門薬剤師 基幹施設調整依頼(マッチング)申請

2025年7月29日

会員各位

一般社団法人日本医療薬学会
地域薬学ケア専門薬剤師認定委員会

 

 

 今般、地域薬学ケア専門薬剤師(暫定認定を含む)の認定取得希望者を対象に、連携研修における基幹施設調整依頼(マッチング)の申請を下記のとおり受付いたします。本申請では、連携研修希望者と受入先基幹施設の調整を行います。当該調整については、日本薬剤師会及び各都道府県薬剤師会のご支援を賜り、各都道府県薬剤師会に設置される地域薬学ケア専門薬剤師研修調整委員会等において、都道府県単位で調整を行います。

 本申請をご検討される方は、地域薬学ケア専門薬剤師認定制度規程(以下、規程)及び同規程細則(以下、細則)を十分にご確認の上、お手続きください。
 なお、福島県の薬局勤務者については、今年度は受入れ可能な施設がないため、申請いただくことはできません。予めご了承ください。

 

連携研修の形態と必要要件について

連携研修を行うためには、研修期間中を通じて勤務先が連携施設の認定を保有していることが必要です。(マッチング申請時点では、要件の充足見込みであれば申請可能です。)
要件を確認の上、以下AまたはBのうち希望する研修形態を決定してください。
なお研修期間は5年間ですが、過去に本認定制度の研修歴がある場合に限り、希望する研修受入れ期間を申告することが可能です

A:暫定認定者として連携研修を履修する
 →今秋までに自身が暫定認定者としての認定要件を、勤務先が連携施設の認定要件を具備することが必要です。なお、連携施設の人的要件は、自身が暫定認定を取得する見込みであることをもって申請可能です。

 

B:無資格で研修を開始する (※研修開始後に暫定認定を取得した場合、形態をAに切り替えて研修継続可能です。)
 →今秋までに、勤務先が連携施設の認定要件を具備することが必要です。特に人的要件については十分にご確認ください。

 

【暫定認定について】
今年度をもって暫定認定の認定を失効する見込み方や、認定取消等で既に失効した方も、再度 暫定認定を申請・取得することが可能です。ただし暫定認定の申請は2027年申請分迄で終了いたします。

申請資格

以下(1)~(4)のすべてを満たしていなければなりません。

(1)所属する薬局が、地域薬学ケア専門薬剤師研修施設(連携施設)認定を取得している。又は認定要件を備えており、今年度申請ができる。

(2)暫定認定者としての連携研修を希望する場合は、地域薬学ケア専門薬剤師あるいは地域薬学ケア専門薬剤師(がん)の暫定認定の資格要件を備える見込みがあり、今年度いずれかの申請を行うことができる。

(3)月3~4回の基幹施設での研修を5年間継続して履修できる。また、基幹施設においては規定等(ワクチン接種等も含む)を遵守できる。

(4)研修内容については、事前に自身で研修ガイドラインならびに研修コアカリキュラムを確認し、自施設での履修内容を検討できる。その上で、基幹施設の指導者と相談し、基幹施設、連携施設それぞれにおける研修内容を決定できる。

(5)本申請について、勤務先の理解と了承を十分に得ている。

(6)連携研修は、基幹施設の事情(指導薬剤師の転勤等)により中断や中止の可能性があることを了承している。

申請上の留意事項

①本申請においては、原則として、研修希望者は受入れ期間満了まで同一施設間(基幹施設・連携施設)で研修を継続することを前提とします。予め月3~4回の頻度で基幹施設に通い研修を履修すること、また研修期間中は別店舗への異動は認められないことを勤務先に了承いただき、期間満了まで研修を継続できるような勤務体制をお約束いただいた上で申請してください。
 なお、万が一連携研修中に所属薬局から別店舗への異動が生じた場合は、一部のケースを除き連携研修は中止(解約)となります。また、暫定認定者の資格は研修中止に伴い「認定停止中」となりますのであわせてご留意ください。

② 細則第1条6については運用停止中です。必ず所定回数の研修に通える範囲の距離の研修先を選択してください。(勤務先と同一2次医療圏内が目安です。)

申請に必要な情報等

以下2点(【1】と【2】)のデータファイルの提出が必要です。2点のファイルを整備後、1つのフォルダに格納してください。各データファイルならびにフォルダの整備方法等については以下(表1)のとおりです。

表1.申請用データファイルの整備方法

【1】「地域薬学ケア専門薬剤師制度 2025年度基幹施設調整依頼(マッチング)申請書」(Excelファイル)

・下記よりファイルをダウンロードし、必要項目を記入してください。

【地域薬学ケア専門薬剤師制度 2025年度基幹施設調整依頼(マッチング)申請書】XLSダウンロード

◆研修希望施設は、「2026年度連携研修(2025年度申請) 新規受入れ予定一覧」PDFのリストより研修希望施設を選定してください。
 ※リストは会員限定閲覧です。アクセス用パスワードは、会員マイページのお知らせ欄、「学会ホームぺージ「会員限定情報」のパスワードについて」に掲載されています。
 なお、本申請は現時点で非会員の方も申請可能ですので、該当する場合にはお問い合わせください。

 

・記入にあたっては、当ページおよび申請書に記載されている留意事項等をよくご確認ください。

・シート名は変更せず、「基幹施設調整依頼書」のままにしてください。

・ファイル名は「都道府県名_基幹施設調整依頼書_氏名」としてください。(例:「東京都_基幹施設調整依頼書_薬学三郎.xlsx」)

【2】研修調整料の振込明細書のデータファイル (PDF、JPEG等)

・ネットバンキング等、振込明細書が発行されない場合は、振込の事実が確認できるものの画像(写真)をもって代用可とします。(画面キャプチャー等)

・ファイル名は申請者の氏名としてください(例:「薬学三郎.pdf」、「薬学三郎.jpg」)

◆フォルダへの格納

上記【1】と【2】を、1つのフォルダに格納してください。

フォルダ名は、「都道府県_氏名」としてください。(例:「東京都_薬学三郎」)

研修調整料のお支払について

研修調整料

3,300円・税込

認定審査料の振込 金融機関名:みずほ銀行
支 店 名 :渋谷中央支店 (店番号:162)
口座種類 :普通預金
口座番号 :1513436
口座名義 :一般社団法人日本医療薬学会 シャ)ニホンイリョウヤクガクカイ
振込人名義:会員番号(5ケタ)+ 申請者の氏名
振込金額 :3,300円
調整料に係る留意事項

・恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください。

・自己都合による申請の取り下げなどの際には、返金対応をいたしません。

・領収書発行を希望される場合は、領収書の宛名をメール(keiri@jsphcs.jp)にてご連絡ください。
 領収書は原則としてメールにてダウンロード用のリンクをお知らせする形式で発行いたします。

・当学会は適格請求書発行事業者であり、登録番号は「T2011005002664」です。

提出方法

所定の期限内に、下記の表示をクリックし、フォルダ1点(必要ファイルを格納したもの)をアップロードしてください。

<提出>2025年度地域薬学ケア専門薬剤師基幹施設調整依頼(マッチング)申請

・提出前に必ず、規程、細則、Q&A等の最新の情報をご確認ください。

・アップロード後は、画面上にアップロード完了の旨表示されることを確認してください。

・ご提出後、3営業日以内にメールにて受領連絡を差し上げます。受領連絡が届かない場合はご連絡ください。

・訂正等により申請データを再提出される方は、その旨をメールにてご一報ください。

受付期限 【厳守】

研修調整料振込期限:2025年8月29日(金) ※当日付まで

申請受付期限   :2025年8月31日(日)

調整結果の通知方法

調整結果は、都道府県薬剤師会より申請者宛にE-メールにより通知されます。通知時期は9月下旬~10月中旬頃を予定しています。

なお、調整の結果、やむをえず受入先の研修施設が内定しない場合もございますので、予めご了承ください。

また、暫定認定や連携施設認定の申請が必要となる方は、必ず申請してください。受付期間は、9月下旬~11月中旬を予定しています。(暫定認定の申請については、受入先の基幹施設が内定した方のみが対象となります。)

お問い合わせ

お問い合わせは、E-mail(pha@jsphcs.jp)にて承ります。