厚生労働科学研究費補助金 医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業「薬剤師が担うチーム医療と地域医療の調査とアウトカムの評価研究」(研究代表者:安原眞人)では、日本医療薬学会を母体として日本病院薬剤師会と日本薬剤師会にご協力いただいた研究班を組織し、平成26年度から28年度までの3年間にわたる調査研究を実施しました。この度、チーム医療推進分担研究班(分担研究者:佐々木均)により「プロトコールに基づく薬物治療管理(PBPM)導入マニュアル」が取りまとめられましたので、ここに公開します。
本マニュアルは、PBPMの実践における医療課題の抽出、解決案の討論、各職種の役割分担、分担規則の決定、情報の共有化など、多段階的・多角的なステップを考慮する上で、標準的な手順や必要項目を示した総論と代表例を示した各論から構成されています。これからPBPMを始めようとする医療施設の手引きとして、また、既に実践中の施設においても業務の標準化等に活用されることを期待しています。
<PBPM導入マニュアル 構成>
1.総論 |
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2.各論1 医療スタッフの協働・連携で作成したプロトコールに基づく薬剤師による処方入力支援と薬物治療管理(名古屋大学医学部附属病院) |
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3.各論2 HIV外来と抗MRSA薬治療における医師・薬剤師協働プロトコールに基づく薬物治療管理(三重大学医学部附属病院) |
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4.各論3 中小病院・療養病棟における入院時処方支援プロトコール(鳴門山上病院) |
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5.各論4 医師と薬剤師の協働・連携で作成したプロトコールに基づくストレス潰瘍予防のアウトカム(神戸市立医療センター中央市民病院) |
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6.各論5 地域医療におけるPBPMの現状と可能性(ファルメディコ株式会社) |
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7.各論6 地域の医師と薬剤師の連携による禁煙治療プロトコール ~笠間モデルの構築~ (望星薬局) |
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8.各論7 クリニックの過活動膀胱治療(貼付剤使用)におけるプロトコールに基づく薬物治療管理(ながえ前立腺がんクリニック) |
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9.各論8 米国における薬物治療共同管理(CDTM)の現状(北里大学薬学部) |
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