日本医療薬学会が発行する月刊学術誌「医療薬学」は、会員による医療薬学に関する論文を審査し、優れた研究成果を広く社会へ還元することを目指して、平成16年1月から月刊化しました。また、平成19年10月からは掲載論文のインターネット公開を開始し、論文の利用価値を高めています。さらに、平成20年度より(独)科学技術振興機構のJ-STAGEの協力を得て、本誌への論文投稿並びに審査過程を電子化し、平成23年10月には新電子投稿システム(SCHOLARONE)への切り替えを行いました。
日本医療薬学会の年会や医療薬学関連の学術集会における発表演題数は年々増加しています。これらの学会で口頭やポスターで発表された成果を論文にまとめ、学術雑誌に公表することで、医療の質的向上や社会へのフィードバックが可能となるだけでなく、認定薬剤師や専門薬剤師の認定取得にも繋がります。
「医療薬学」誌の投稿種別には、独創的研究によって得られた新知見を含む「一般論文」、断片的な研究であっても新知見や価値あるデータ(症例報告を含む)を含む「ノート」に加え、医療薬学領域におけるトピックスに関する研究成果、解説、展望をまとめた「ミニレビュー」があります。
その他の寄稿(専門薬剤師リレーエッセイ,オピニオン,学会・研修参加報告,トピックス)も平成27年より掲載が始まりました。インターネットへアクセスできる環境があれば、身近なパソコンから投稿が可能です。詳しくは、投稿規定もしくは本学会のホームページをご覧下さい。
年々高度化、複雑化する医療を支える質の高いエビデンス構築に向けて、是非「医療薬学」誌をご利用下さい。会員のみならず非会員の皆様からの活発なご投稿を心からお待ち申し上げております。
日本医療薬学会「医療薬学」編集委員会
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