2025年3月
会員各位
一般社団法人日本医療薬学会
薬物療法専門薬剤師認定委員会
今般、2025年度薬物療法専門薬剤師の新規認定申請を薬物療法専門薬剤師認定制度規程(2024年3月改正:以下、規程という)、薬物療法専門薬剤師認定制度規程細則(2024年3月改正:以下、細則という)に基づき受け付けます。当該規程及び細則を十分にご留意の上、申請手続きをしてください。なお、今回より「専門薬剤師制度資格申請システム」を使用した申請となります(症例提出は除く)。
申請資格
次の①から⑪までの全ての要件を満たしていなければなりません。(規程第4条の2、細則第1条)
① 日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた人格と見識を備えていること。
② 薬剤師としての実務経験を5年以上有すること。
③ 申請時において、引き続き5年以上継続して本学会会員であること。
④ 「日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師」、「日本病院薬剤師会日病薬病院薬学認定薬剤師」、「日本薬剤師会生涯学習支援システム(JPALS)クリニカルラダー5以上」、いずれかの認定を受けていること。
⑤ 本学会が認定する「薬物療法専門薬剤師研修施設」において、本学会の定めた研修ガイドラインに従って、薬物療法に関する5年以上の研修歴を有すること。
⑥ 細則「別表1」に定めるクレジットを5年で50単位以上取得していること。※
⑦ 専門薬剤師認定取得のための薬物療法集中講義に1回以上参加したこと。
⑧ 本学会の年会に1回以上参加したこと。
⑨ 自ら実施した5年の薬学的介入を伴った症例報告50症例(4領域以上の疾患)を提出すること。※
⑩ 以下の研究活動のうち、発表あるいは論文の条件のどちらか一方を満たすこと。
・学会発表
医療薬学に関する全国学会、国際学会あるいは別に定める地区大会での発表が2回以上あること。本学会が主催する年会において本人が筆頭発表者となった発表を含んでいること。
・論文
本人が筆頭著者である医療薬学に関する学術論文を1報以上有すること。学術論文は、国際的あるいは全国的学会誌・学術雑誌に複数査読制による審査を経て掲載された医療薬学に関する学術論文あるいは症例報告であること(編集委員以外の複数の専門家による査読を経ていない論文は、本条の対象外)。
⑪ 本学会が実施する専門薬剤師認定試験に合格すること。
※:5年間は「2020年4月~2025年4月」とします。なお、「本学会が認定する薬物療法専門薬剤師領域の講習会」として単位認定された講習会等については、こちらのページで確認することができます。
留意事項
・⑪の認定試験に先立ち、①から⑧、⑩の要件審査(書面審査)を実施します。合格した方は、⑪の認定試験を受験することができます。
・⑨については、⑪の認定試験合格者のみ提出していただきます。詳細は試験結果と併せて通知します。
申請手続き
今回より「専門薬剤師制度資格申請システム」を使用した申請受付を行います(症例提出は除く)。
1.申請情報登録に係る証明資料
『専門薬剤師制度資格申請システム操作手順書』PDFを確認し、申請に必要な項目をご登録・証明資料をアップロードしてください。
①薬剤師免許
・薬剤師免許証のコピーをPDF化し、ファイル名を「薬剤師免許証」と付けてアップロードしてください。
②認定資格登録
・認定証のコピーをPDF化し、「資格名」をファイル名に付けてアップロードしてください。
③試験合格証登録
・日本薬剤師研修センター実施の薬剤師生涯学習達成度確認試験・本学会が実施する専門薬剤師認定試験に合格済の方は、認定証のコピーをPDF化し、「資格名」をファイル名に付けてアップロードしてください。
④学術実績登録「論文」
・1つの論文ごとに論文の別刷り又はコピー(論文の全容が記載されているもの)、投稿時の投稿規定(出版社に確認しても、当時の投稿規定が入手不可能な場合、 最新の投稿規定に代えることも可)を各々PDF化し、「雑誌名」をファイル名に付けてアップロードしてください。なお、医療薬学誌、JPHCS、日病薬誌の投稿規定は不要です(投稿規定の箇所には論文別刷りを再度アップロードしてください)。
・未発刊(in press)の場合には、掲載決定通知のコピーおよび掲載用原稿(著者校正に供した原稿)をPDF化し、「雑誌名」をファイル名に付けてアップロードしてください。
⑤学術実績登録「学会発表」
・1回の発表ごとに、講演集・要旨集・プログラム集いずれかの表紙、発表要旨が記載されている該当ページを組み合わせてPDF化し、ファイル名を「学会名・筆頭発表/共同発表」と付けてアップロードしてください。
(※1:発表要旨が記載されていないプログラムのみの提出は不可。要旨集がアプリになっている場合は、WEB抄録より要旨をダウンロードしてください。
※2:医療薬学会年会での発表についても要旨の提出が必要です。)
・表紙がない場合には、表紙の添付は不要ですが、学会名・開催日が確認できる資料が必要です。
⑥クレジット登録「学会参加」
・主催者より交付された受講証、参加証(受講者氏名が記載されているもの)、ネームカード、受講証明書等(紛失時には、主催者にお問い合わせください。)のコピーをPDF化し、ファイル名を「学会名・参加」と付けてアップロードしてください。
(※参加に係る証明書類として、発表抄録や出張命令簿などによる代替物による証明は、一切認められません。)
⑦クレジット登録「学会発表」
・1回の発表ごとに、講演集・要旨集・プログラム集いずれかの表紙、発表要旨が記載されている該当ページを組み合わせてPDF化し、ファイル名を「学会名・筆頭発表/共同発表」と付けてアップロードしてください。
(※1:発表要旨が記載されていないプログラムのみの提出は不可。要旨集がアプリになっている場合は、WEB抄録より要旨をダウンロードしてください。
※2:医療薬学会年会での発表については、プログラムの該当ページのみで可とします。申請者名に○やマーカーで印を付けてください。)
・表紙がない場合には、表紙の添付は不要ですが、学会名・開催日が確認できる資料が必要です。
⑧クレジット登録「論文」
・1つの論文ごとに論文の別刷り又はコピー(論文の全容が記載されているもの)、投稿時の投稿規定(出版社に確認しても、当時の投稿規定が入手不可能な場合、 最新の投稿規定に代えることも可)を各々PDF化し、「雑誌名」をファイル名に付けてアップロードしてください。なお、医療薬学誌、JPHCS、日病薬誌の投稿規定は不要です(投稿規定の箇所には論文別刷りを再度アップロードしてください)。
・未発刊(in press)の場合には、掲載決定通知のコピーおよび掲載用原稿(著者校正に供した原稿)を組み合わせてPDF化してください。
⑨研修情報
・研修修了証明書:指導薬剤師の署名(自筆)・押印後PDF化し、ファイル名を「修了証明書」と付けてアップロードしてください。
・研修施設在籍(研修)証明書:研修施設の施設長の公印を押印後PDF化し、ファイル名を「在籍証明書」と付けてアップロードしてください。
2.申請
『専門薬剤師制度資格申請システム操作手順書』PDFを確認し、申請を行ってください。
※本システムは現在も随時システム構築を行っています。手順書と実際の画面の文言が異なる場合がありますがご了承ください。
3.症例提出
認定試験合格者のみ提出していただきます。提出の詳細は試験結果と併せて通知します。なお、症例提出については申請システムは使用しません。様式は下記よりダウンロードしてください。
薬物療法専門薬剤師認定申請書(様式6-1~6-3)DOCダウンロード
申請に要する手数料(認定審査料等)
本申請に係る各種手数料は以下のとおりです。申請時には①をお支払いいただきます。お支払いはクレジットカード決済・銀行振込のいずれかとなります。
① 認定審査料: 11,000 円(10%対象、消費税1,000円込)(申請時にお支払いいただきます)
② 認定料: 22,000 円(10%対象、消費税2,000円込)(認定時にお支払いいただきます)
手数料に係る留意事項
不認定や自己都合による申請の取り下げなどの際には、返金対応をいたしません。
※当学会は適格請求書発行事業者であり、登録番号は「T2011005002664」です。
申請受付期限・手数料の振込期限
1)認定申請の受付期限
2025年 4 月 24 日(木)
2)認定審査料の振込期限(銀行振込を選択した場合)
2025年 4 月 30 日(水)
審査結果の通知方法
薬物療法専門薬剤師認定委員会での審議ならびに理事会の承認を経た後、2025年6月中に審査結果を通知いたします。
専門薬剤師認定試験
薬物療法専門薬剤師申請のうえ、要件審査(書面審査)に合格した方は次の2パターンよりいずれか一方を選択し、受験していただきます。
専門薬剤師認定試験 | 第9回生涯学習達成度確認試験 | |
実施団体 | 日本医療薬学会 | 日本薬剤師研修センター |
試験日 | 2025年7月27日(日) |
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試験時間 | 午前10時~12時、午後13時~15時(予定) |
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試験会場 | 東京都内(1ヶ所のみ) | 全国7ヶ所 (札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪府、岡山市、福岡市) |
受験料 | 不要 | 必要 |
受験申込 | 申請時に「専門薬剤師認定試験受験」を選択 | 申請時に「達成度確認試験受験」を選択 ※日本薬剤師研修センターのホームページより申込手続きが必要 |
受験案内・受験票 | 日本医療薬学会より送付 | 日本薬剤師研修センターより送付 |
その他 |
・試験日、試験時間、試験問題、合格基準は、両試験共通です (同一の試験問題を使用し、合否判定の基準も同一です) ・達成度確認試験受験者は、後日合格証の提出が必要です(別途案内) |
受験に係る留意事項
・過去に実施された「生涯学習達成度確認試験」・「専門薬剤師認定試験」に既に合格されている方は、「試験合格証登録」画面での登録・合格証書のコピーをPDF化してアップロードしていただくことで、認定試験受験が免除されます。
・「生涯学習達成度確認試験」の受験を選択された方につきましては、当方からは受験票・受験案内は送付いたしません。
・「生涯学習達成度確認試験」の受験申込手続き等につきましては、日本薬剤師研修センターのホームページをご参照いただき、必ず期限内にお手続きをお願いします。
・「生涯学習達成度確認試験」の受験を選択し合格された方は、合格証を提出していただきます。詳細は別途案内します。
本申請に係るお問い合わせ
本申請に係るご質問は、E-mail(jps@jsphcs.jp)のみで受付いたします。
お問い合わせをいただく前に、以下の情報をご確認ください。