2023年12月
本学会の薬物療法専門薬剤師認定制度における専門薬剤師及び指導薬剤師の各申請資格には、「別途定めるクレジットを50単位以上履修すること」という資格要件があります。このうち「日本医療薬学会が認定する他団体が主催する薬物療法に関する講習会・教育セミナー」(以下、セミナーという)については、本学会の薬物療法専門薬剤師研修小委員会委員長宛に申請し、単位認定されなければなりません。
今般、このセミナーの単位認定の取得に係る申請手続について、下記のとおりお知らせいたします。
申請条件
(1)主催者
セミナーの主催者は、原則として、学術団体、職能団体、大学(卒後研修、生涯研修等)、行政機関のいずれかに限ります。 上記のいずれにも該当しない場合には、予め学会事務局にお問い合わせください。
(2)運営
セミナーの運営は、原則として、主催者による自主運営によるものでなければなりません。利益相反がある営利企業の主催、共催、協賛、後援、人的・物的支援のいずれがあっても認められません。
ただし、学術団体主催の全国規模または地方支部規模の学術集会であって、学術集会全体として複数の営利企業から協賛金を受けている場合でも、受講者より一定額の参加費を徴収し、且つ認定対象セミナーに営利企業の関与が一切ない場合には認定の対象となります。
(3)プログラム
1)記載事項
主催者(共催者等の情報を含む)、開催日時、場所、演題毎にタイトル・演者及び時間、参加費の情報が明記されていなければなりません。
2)内容・レベル
地域薬学ケア専門薬剤師の養成、同専門薬剤師認定者の資質の維持・向上に繋がる内容のものでなければなりません。本学会地域薬学ケア専門薬剤師養成研修ガイドライン(副領域(がん)については地域薬学ケア専門薬剤師副領域(がん)養成研修ガイドライン)を参考にしてください。
留意事項
・特定製品の紹介(または紹介に相当するもの)は認められません。
・メディカルセミナーが含まれていても差し支えありません(ただし、単位認定時間の対象外)。
(4)受講者募集の方法
・公募(オープン参加)によらなければなりません。
・会員、在学生又は卒業生に限定したものや、特定の地域や組織に所属する者だけが受講できるものは認められません。
(5)参加費
・原則として、参加費は有料でなければなりません。
・公的資金による運営(行政機関等)の場合で、規約上、セミナーの参加費を徴収できない場合には、参加費を無料とすることも認められます。その際、当該規約を提出していただきます。
(6)受講証明・受講確認
・セミナーの名称、開催日(時)、受講者の氏名の記入欄を設けた受講証明書または参加証を交付しなければなりません。
・セミナーの開始前と後で受講確認をしなければなりません。
・オンライン開催の場合には、セミナーを通して参加していたことを証明する方法を明示してください。
申請書類
(1)申請書
一般社団法人日本医療薬学会薬物療法専門薬剤師講習会・教育セミナー申請書 DOC
ご注意
申請者(氏名)の記入欄には、主催団体の関係者の氏名を記入してください。ただし、代理者がいる場合には、連絡先等を記載した文書を申請書類に添えて提出してください。
(2)添付資料等
1)実施学術団体(主催者)の規約
セミナーの運営方法(運営費)が明示されているもの。
2)認定申請講習会のプログラム及び要旨など内容がわかるもの
3)各セッションの演題要旨(申請領域が確認できるもの)
4)主催者が学術団体以外の場合は、営利企業からの資金提供且つ人的・物的支援がないことを明記した確約書(様式自由)
5)規約上セミナーの参加費を徴収できない場合にはその規約文書
申請書及び添付資料の提出方法
上記の(1)申請書、(2)添付資料をPDF形式の書類として、セミナーの開催日の2ヵ月前まで(必須)に本学会事務局にメール添付で送付してください。
認定の可否に係る判定
認定の可否と付与する単位数については、薬物療法専門薬剤師研修小委員会の審議によって決定します。
なお、認定は1単位/2時間となりますが、主催者挨拶、休憩時間、メディカルセミナー等の企業共催時間は対象外となりますので、予めご留意ください。
認定の可否に係る判定結果通知
判定結果が決まりましたら、申請者にメールにより通知いたします。
申請書送付先・お問い合わせ先
〒 150-0002
東京都渋谷区渋谷2-12-15 日本薬学会長井記念館7階
一般社団法人日本医療薬学会事務局
E-mail:pha@jsphcs.jp
電話:03-3406-0787
※ 認定の可否に関する判定結果と付与される単位数に係るお問い合わせには応じられません。