会頭就任のご挨拶

日本医療薬学会会頭 佐々木 均
長崎大学病院教授・薬剤部長


 平成26年4月より、安原眞人会頭の後任として日本医療薬学会会頭を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。

 一般社団法人日本医療薬学会は、医療薬学に関する学理及びその応用についての研究発表、知識の交換、会員相互及び内外の関連学会との連携協力等を行うことにより、医療薬学の進歩及び普及を図り、もって我が国の学術文化の発展と国民の福祉の向上に寄与することを目的として設立されました。目的達成のため、年会や学術集会を開催し、学会誌や刊行物を発行し、医療薬学関連科学の奨励および表彰、認定薬剤師・指導薬剤師・研修施設等の認定、関連学術団体との協力、国際的研究推進を行っています。

 日本医療薬学会の前身である日本病院薬学会は平成2年6月に設立され、平成13年1月に現在の名称となり、平成20年12月に法人化されました。先人の先見性と多大な努力により、本学会の会員数は年々増加し(平成25年12月末現在 9,742名)、その構成も病院・保険薬局の薬剤師、薬系大学教員・学生、製薬企業関係者等多岐にわたっています。年会における一般演題数も1,420題を超えるなど、名実ともに日本の医療薬学領域を代表する学会に成長しました。

 学会の成長の背景には、医薬品の適正使用や安全管理の推進、薬剤師の治療への関与、薬学教育6年制の導入、認定・専門薬剤師制度の確立、学会発表や学術誌発表の増加など、医療および薬学の大きな変革があります。科学的で専門的な薬剤師業務や医療現場からの先進的な薬学研究は今も社会から強く求められています。

 日本医療薬学会は、公益法人への移行、オンライン英文雑誌の発刊、認定薬剤師・専門薬剤師の活性化など、さらなる発展を目指しています。公益法人への移行には財政や事務局の強化、規則整備など、学会としてのさらなる品質保証が必要です。また、広報活動を活性化させ、多様な会員や国民への積極的な情報公開と発信を行う必要があります。認定・専門薬剤師も、社会的に認知され会員が満足する制度として定着させなければなりません。学術的学会として、ドライの研究も含めた先進的医療薬学研究や、創薬につながる研究、薬物適正使用に資するエビデンス研究などの推進も必須です。

 医療薬学分野の体系化と発展に、役員一同全力で努めてまいります。本学会は、医療に携わる全ての薬剤師・薬学関係者の基盤となる学会です。今後とも会員の皆様のご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。




歴代会頭


第六代会頭 佐々木均
平成26年4月〜現在


第五代会頭 安原眞人
平成22年4月〜平成26年3月


第四代会頭 北田光一
平成18年1月〜22年3月


第三代会頭 乾賢一
平成14年1月〜17年12月


第二代会頭 水柿道直
平成12年1月〜13年12月


初代会頭 伊賀立二
平成8年1月〜11年12月








歴代会長(日本病院薬学会)


第六代会長 伊賀立二
平成7年1月〜12月


第五代会長 堀了平
平成6年1月〜12月


第四代会長 杉原正泰
平成5年1月〜12月


第三代会長 梅澤修
平成4年1月〜12月


第二代会長 金久保好男
平成3年1月〜12月


初代会長 高橋則行
平成2年1月〜12月








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